チアリーディングの保護者会がありました。娘さん達をこのチームで卒業させた先輩ママさんから、選手として頑張る娘を支える親の心得を1つ、教わりました。
チアリーディングの大会は、演技は華やかに見えますが、得点については0.1点を競うようなシビアな世界です。
各チーム、目標に合わせ、演技を構成します。うちのチームはコーチが各選手の力を見ながら一番良いパフォーマンスが出るように組んでくださいます。
大会に向けて練習をしていくなかで、ある時点でどうしても技が仕上がりきらず、その1つのタンブリングをカットしたり、技のレベルを下げたりすることもあります。
そういうとき、選手は「見切られた」と言いがちです。それを聞いた親も「見切られちゃったね」と受けがちですが、これは違います。
コーチだって見切りたいわけはないのです。
これは、「見切られた」ではなく、選手である娘たちが「見切らせた」状態ですよね、と。
この捉え方の違いは大きいです。このように伝えてもらわなければ私は気がつけませんでした。
もし、これからこのようなことがあれば、親としてしっかり、「あなたの力及ばず、見切らせてしまったんだね、次は頑張りたいね」と伝えたいと思います。
まだ次の大会までは時間があります。
まだ余裕があるうちに、「見切られた」でなく「見切らせた」になるねと、伝えました。そうならないよう、選手のみんなに頑張ってもらいたいです。

