東急東横線、御嶽山駅出てすぐに、リニューアルオープンした書店があります。藤乃屋書店。もともとはthe町の本屋さんという感じで、気軽に立ち寄れて、欲しい本はだいたいあって、子ども達に人気のすみっコぐらしの文房具や知育玩具もあったりと、広さの割にはとっても充実していて大好きな本屋さんでした。
それが、リニューアルするというとこで一度閉店。リニューアル直後にお店の前を通ったら、書店がひとまわりもふたまわりも小さくなっていて、蔵書数も少なそうな様子に見え、とてもがっかりしました。
その後、もうその本屋さんを目指してくることはなかったのですが、ふらりと本好きの次女を連れて来てみましたら、鼻血ブー(大好き)な書店でした!
2025年1月に店舗の一角でカフェもオープンされて、スペシャリティコーヒーや、こだわりのアイスクリーム、ヴィーガンも嬉しいクッキーもいただけるようになっていました。
テラス利用もOKなようです。コーヒー好きの私にはたまりません。
書店に入ってまず(コーヒーの次に)目に入ったのは、平置きになっている詩集です。11月に行われる朗読イベントのコーナーのようです。入り口左手には雑誌がずらーっと並びます。
そして、店内どの棚にも、本の表紙が見られるように並べられています。テーマ毎にレイアウトされているので、一冊を手に取ると次から次へと見たくなってしまいます。
本の表紙はどれも綺麗で、色鮮やかです。
見たことのないサイズの本、小さな豆本や、小口が金で塗られた植物の本、大きな絵本や図鑑など、視覚に楽しい本があちらこちらに並んでいます。
昔ながらの本も装丁が新しく、紙質がマットで綺麗な色彩のものが置かれています。
もちろん、漫画もあり、次女の大好きな青い鳥文庫も置いてあります。
誕生40周年!の藤子プロ・小学館のチンプイもコーナーになっていました。
私にとっては「こんなところがあったのか!」と鼻血ブーな空間でした。
少しだけ、書店の方にお話をお伺いすることができました。
「暮らしに役立つ」をテーマに、書籍だけでなく、花屋さんと提携して観葉植物も置いたり販売もしていたり、地元に密着できるように、詩の朗読会や、子ども向けのイベントをしたりもしているようです。
カフェを開く時も、外部のコーヒー屋さんに入ってもらう選択肢もありましたが、店舗のみんなで提供しようと話しあい、全てを書店員の方々で提供されているとのことです。
リニューアル時に設計士さんが、オシャレにデザインをしてくれたので、それに合わせて色々工夫しているとおっしゃっていて、私にとって鼻血ブー!
何度でも来たい書店です。あわよくばこんなところで、アクティブ・カラーセラピーのイベントをさせてもらいたいです。

