時間や空間を変えるのは、あなたが意識すればできることです。と、『時間と空間を操る「量子力学的」習慣術』(村松大輔著)で読みました。2日間の通勤時間プラス少しの時間で読み終えてしまいましたが、読了した日、私はとても充実して満ち足りた一日を過ごすことができました。その日は職場から帰ってから、長女を眼科へ連れて行き、夕飯を準備し、好きなドラマを見て、小学校からのアンケートに答え、次女のチアのお迎えに行き、寝る前には読み聞かせもできました。この本を読んだだけで時間を3倍使えた気分です。

なんて私は単純か、と思いますが、この「量子力学的」習慣術で、日々のHAPPYが増えるのであればラッキーです。

自分が宇宙の一員であることを感じて心を動かされた最初は、中村天風さんの本を読んだ時です。20代でしたでしょうか。それから、別の人の本や話でも2度3度と、「宇宙と繋がれば素晴らしい力を発揮できる」というような内容に触れたことがあり、きっとそうなのだろうと思うようになりました。

今回の『時間と空間を操る「量子力学的」習慣術』は、量子力学をベースに、具体例をあげて時間や空間を操る方法を教えてくれるので、イメージがしやすかったです。とはいえ、ここで私が説明することは困難なので、気になる方は本を手に取っていただきたいのですが、私がこの度勝手にイメージを捉えられたのは、フォトンについてです。フォトンとは、「光の素粒子」のことです。フォトンは粒でもあり波でもある性質を持っています。フォトンは人間の体の中の原子内にもあり、私たちの周囲にも存在しているそうです。そして、たとえば私たちが嬉しい気持ちの時には、「うれしいフォトン」が飛び交い、不安な気持ちの時には、「不安なフォトン」が飛び交うそうです。そして、それらは物質や事象に影響を与える。

そしてこのフォトンを上手に使えば時間を早く進めたり、脳をバージョンアップさせることができるのです。と、そろそろこの辺にしておきましょう。まずは、うれしいフォトンをたくさん発散していきたいと思います。