私が小学生の頃、母方のおばあちゃんは数年に1度ぐらい、家に遊びにきてくれました。おばあちゃんはいつも、自由が丘のモンブランという洋菓子店のパリッパリのリーフパイと、小川軒のレーズンウィッチをお土産に持ってきてくれました。この2つは今でも私にとって特別なお菓子です。

いつも優しいおばあちゃんでしたが、いくつか注意されたと言うか、たしなめられたこともありました。1つは、あだち充の『タッチ』という漫画を小学生の私が読むのを、「教育的に大丈夫かしら」と心配されたこと。

もう1つは、私が「ぼくちゃん」と自分のことを言うのを「このままで大丈夫かしら」と心配されたことです。

もちろん「ぼくちゃん」は一時的なブームで今は使っていませんし、『タッチ』では爽やかな青春への憧れが醸成されました。

そんなおばあちゃんが、今のうちの娘たちの様子を見たら、心配しすぎて寝られないのではないかと思われます。

YouTubeとかSNSとか防ぎようのないコンテンツが溢れてるいますからね。

ただ今、小学生の次女が『傷モノの花嫁』という漫画が欲しいと言っています。タイトルの2つのキーワード、「傷モノ」×「花嫁」、小学生女子にとって大丈夫でしょうか。過激すぎたりしないでしょうか。

本屋さんにいくつか試しBOOKがあり、その中で『傷モノの花嫁』が気に入ったそうです。こっそり内容を知りたいと検索したりしましたが、気になるコメントなどはないようではあります。また特に対象年齢等見つけられませんでした。

おばあちゃん、天で『傷モノの花嫁』を読んでご意見いただけませんか。