小学校のPTAで「非認知能力」が話題となり、「非認知能力」とはなんぞやと、本を3冊読んでみました。『心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育「非認知能力」の育て方』『大人の「非認知能力」を鍛える25の質問』どちらもボーグ重子著、もう1冊が『自然あそびで子どもの非認知能力が育つ』長谷部雅一著です。
「非認知能力」とは、数字で表せない、豊かな「人間力」と「生きる力」だそうです。2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授が「人生の幸せと成功に学力よりも大きく寄与する能力」と証明した能力で、自己肯定感や自制心、社会性、好奇心、想像力、共感力、柔軟性、回復力、やり抜く力など、数値で表せられない力です。アメリカではヘックマン教授の研究結果をうけて、教育界全体で非認知能力の育成が重視されるようになり、学力(認知能力)偏重からの転換が進み、全米の公立校で非認知能力を育む教育が採用されました。日本では2020年より具体的に始まった教育改革にて注目されている能力です。また、様々の研究の結果、「非認知能力」がもっとも伸びるのは10歳までの乳幼児期であることが分かっているそうです。
では、「非認知能力」を育てるために家庭ではどうすれば良いか、ボーグ重子さんの著書より抜粋します。
1、「家庭でのルールづくり」ルールは作りすぎず、年齢相応のルールにする必要がありますが、一番大切なことはルールを決める話し合いに子どもを参加させること
2、「対話」親子の対話がコミュニケーション能力を伸ばします。ただ否定的な言葉がけは子どもの能力を抑えてしまうので控えること。自己肯定感を高めると良いので、子どもを褒める時には、その能力よりも、努力を褒めるようにする。
3、「遊び」問題解決能力を伸ばす最大のチャンス。遊びながら自制心や共感力を身に付けていくことができ、外遊びは子どもの身体能力を高め、脳の活動を活性化させ、非認知能力を上げる。自然の中で遊ぶ機会の多い子どもの方が、自己肯定感が高い傾向にある。
そして、子どもの自己肯定感とレジリエンスを育てるために、子どもと自分(親)を受け入れることが大事だということです。自己肯定感が高いと何事にも自分から前向きに取り組んでいくことができます。また、親の幸福度が子どもに伝染するとのことです。
子ども、母親のみならず、すべての人にとって幸せに生きるための鍵としては、パッションが挙げられていました。自分が情熱をかけられるもの。何より大好きで、夢中になれるもの、そしてそれは自分以外の誰かのためにもなるもの、です。
次に大人になってから「非認知能力」を鍛えるためのキーワードを記録しておきます。
「自己肯定感」「自分軸」「成功体質」「主体性」「オープンマインド」「共感力」「プランド・ハプンスタンス」です。
特に私に響いのは、「共感力」周りを巻き込む力を育み、「応援される自分」をつくる力になる、というところです。
さてさて、一通り「非認知能力」についてまとめてみました。娘達の子育てではどうだったかと思いを巡らせてみますと、それほど遠くない生活をしてきたのではないかと思います。うちの娘達はすでに14歳と11歳です。もっとも「非認知能力」を伸ばせるであろう時期を過ぎてしまいましたが、きっとこれからも伸ばしていけるはずです。それよりも何よりも、私だってこれからまだまだ人生を豊かにしていきたいです。「非認知能力」について、フォーカスして取り組んでみましょうか。

