すっかり夏祭りの季節になりました。今年は久しぶりに娘2人分の浴衣を用意しました。近所の商店街のお祭りを楽しみたいと思っています。

お祭りといえば、我々の地域では「ゆきがや太鼓」という太鼓チームの演奏があります。長女のお友達が小さな時から演者として参加しているため、娘達と一緒に見に行ったのをきっかけに、毎年楽しみにするようになりました。また今年からは新たに低学年の友達も出演するというので、これは見にいかなければなりません。

日本の夏祭り、他の商店街でも和太鼓等の演奏がありましたが、私は以前は立ち止まることなく、横を通過してしまっていました。地元のゆきがや太鼓の演奏時も、脇の通路は立ち止まれないので、通りかかった人は立ち止まることなく通過するように促されますし、通るだけのつもりだった人はそそくさと通過していきます。

その姿を見て、私も以前はあちら側の、そそくさと通る人だったなぁと思いだしました。

今は、太鼓演奏の横を通過してしまうなんてもったいないと感じます。そして目の前に立ち、太鼓演奏を楽しめる人になれたなぁと、ありがたく感じました。それもこれも、娘の友達がいるからです。本当はそんな理由もなくて良いのですが、私にはその理由があったことが幸いしました。ゆきがや太鼓は子ども達が多く活躍していますが、成人の方々もいらっしゃり、そちらの皆様がまた格好良いのです。躍動感のある大きな動き、太鼓ならではの掛け声、体の芯に響くリズム、演奏全体で醸し出されるエネルギー、前に立っている私も体中で感じます。

ゆきがや太鼓に熱いエネルギーをもらったので、私もこの夏、熱く挑戦したと思えるような日々にしたいという思いがふつふつと湧き上がってきました。


よし!頑張りましょう。踏ん張りましょう。リズムとっていきましょう。